第125回 何となく痩せると、何となくリバウンドする。
ネットや書店で見かける
「寝るだけ」「巻くだけ」「食べるだけ」「飲むだけ」
「美人の真似をしたら痩せていた」「潜在意識で痩せる」
「痩せた自分を想像していたら願いがかなった」
など、夢のようなダイエット法の数々。
「何かをするだけ」ダイエット、私は否定しません。
それでストレスなく痩せられるなら、その方が
いいに決まっています。
それで本当に痩せる人もいます・・・・・・・が!
方法だけを真似して「知らない間に痩せた」人は
「知らない間に太る」可能性も大きいんです。
何故ならば、何をして痩せたのか自分で把握していないからです。
把握していなければ、何かの拍子に太る可能性も大きいということです。
普段の行動をどれだけ意識しているか、が鍵
例えば、Aさんは、転勤をきっかけにして急に太ってしまいました。
話を聞いてみると、運動不足が原因と分かりました。以前は
職場が駅から離れていた為、最低でも往復40分歩いていたのに
駅から近い職場になったため、歩く時間が少なくなり太ったのです。
・・ここでは、誰でも予想出来る簡単な例を挙げましたが、要するに
往復40分を「体重維持の為」と意識的に歩いていれば、転勤後
何処で運動時間を作ろうか、と考え、太る事を避けられるのです。
また、運動は普段の生活を振り返れば把握出来ますが、食事に関しては
何をどれだけ食べたかが、曖昧になりやすいので特に注意が必要です。
もちろん意識しずぎても、ストレスになるので、バランスは大事ですが。
ダイエットの基本は、記録すること。
もし、〇〇だけダイエットをしようと思ったら、それと合わせて
生活記録も必ず付ける事をお勧めします。
太る原因を、「基礎代謝量の低下」、「体質」、「ホルモン分泌の異常」など
複雑に考える人が多いですが、ほとんどの場合が食べた物と運動量を
把握出来ていない事によるものです。
「そんなに食べていないのに」と錯覚してしまうのです。
(※良かったら以前の記事もお読みください)
体重については、一日で脂肪が減るわけではないので
毎日測らなくても大丈夫です。
カロリー計算が面倒だったら、とりあえず口にしたものだけ全て書き出し
後日、暇な時にでもカロリーや食事のバランスを把握すればいいですよ。
今日はこの辺で・・・!
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