EAT治療(Bスポット)後の体調の変化について

EAT治療(Bスポット)後の体調の変化について
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EAT治療(Bスポット治療)を受けました。今回はこの治療を受けるまでの経緯と受ける前と後の体調の変化などについて、できるだけ正確にお話しようと思います。

結論から先に言ってしまうと、まだ症状は残るものの、一番つらい症状は治まりました。

なお、私が通院しているのは首都圏の耳鼻咽喉科ですが、病院名は伏せます。

EAT治療って一体何なの?と思った方は、こちらの記事からお読みください(ちょっと長いかも)

EAT治療を受けるまでの経緯について

36.8度前後の微妙な熱と、倦怠感、鼻の痛み、息切れの症状が最初に出たのは、コロナ第1波の真っ最中だった3月初旬のこと。

薬を飲まなくても自然に良くはなるのですが、1~2週間するとまた同じような症状が出る・・という状態を繰り返していました。

当初からコロナを疑っていた私は、帰国者接触者相談センターに何度か電話をかけました。相談センターにはその都度「内科か耳鼻科に行ってください」と言われました。言われたとおり耳鼻科と内科へ数回受診しました。

最初に通っていた耳鼻咽喉科では、副鼻腔炎があると言われ抗生剤をしばらく飲んでいました。それで少し良くなった時もありましたが、微熱、倦怠感、息苦しさはなくなりませんでした。

その後、倦怠感・微熱と共に、左のリンパ節が4~5㎝ぐらいぷっくりと腫れた時がありました。耳鼻咽喉科の医師には「ウイルス性の炎症かもね」と言われトラネキサム酸を処方されました。

リンパ節の腫脹は治ったものの、また微熱(36.8℃)と倦怠感と息苦しさが起こります。

内科にも行きましたが、レントゲンや血液検査では異常がなく36.8℃では発熱とはならないため「コロナも含めた感染症の可能性は低い」と言われます。PCR検査や肺のCT検査はしませんでした。

その後も症状は一向に治まりませんでした。鼻づまりはないのに入眠時に息が止まりそうになり寝付けない、午前3時に目が覚める、突然「のど」から気管までの何処かが狭まって、息が吸いにくくなるような状態が続きました。

調子が悪いときに歩行をすると息が切れます。パルスオキシメーターで測定すると「92~94」しかないんです。さすがに「何でこんなに酸素飽和度が下がるのか」と、不安になりました。

内科の先生にもこのことは伝えましたが、検査では何の異常もないので「内科的には問題ない」と言われてしまいます。その時にたまたま見つけたのが「上咽頭擦過治療(EAT治療・bスポット治療)」でした。

上咽頭擦過治療は、鼻づまりや後鼻漏など耳鼻科症状以外にも、息苦しさや頭痛、肩こり、機能性ディスペプシアなど自律神経に関わる症状にも有効だとされていました。

「微熱が出たり、呼吸が苦しくなる症状は自律神経失調症のせいかもしれない」「私の症状もこれで治るかも」そう思って、この治療をしてくれる別の耳鼻科を探して受けることにしました。

治療中の体調-出血は治まっても症状は残る

私の通院している耳鼻科では週に1回の治療を受ける形式になっていました。治療は15~16回で一旦終了です。前回の記事にも書いたとおり、上咽頭に炎症があると擦過で容易に出血しかなり痛みます。私も最初の内は出血し、かなり痛かったので炎症はあったようです。

肝心の症状はどうだったかといえば、少し良くなり、すぐ悪化する、そんな状態を繰り返していました。

治療によってかえって鼻の奥(上咽頭)が腫れて息の通り道をふさいでいるような感じになり、同時に肩こりも起こりました。

「EAT治療は私には合っていないのかも・・」「上咽頭が過敏に反応してしまう体質なのかも?」と心配になったものです。

しばらくすると、擦過しても出血はしなくなりました。擦過時の痛みも和らいでいます。しかし、症状は消えないまま。上咽頭が腫れた感じはちょくちょく出ていました。

もちろん、調子の良いときもあるのですが、治療開始から3か月経っても週5で調子が悪かったですし、息がしづらいって地味につらいのです。夜もよく眠れない状態が続きました。「治った実感」はありませんでした。

それでも、根気強く治療をしてくれた先生には心から感謝しています。通常なら「耳鼻科的には問題なし!」と言われてしまう症状なのに、継続して診てもらえるので安心感がありました。

耳鼻咽喉科は混むので一人に時間を長くかけられません。私は「通院中に聞いておきたいこと」を小出しにしながら、たびたび質問していましたが、いつも丁寧に答えていただきました。

現在の体調について

そうこうしているうちに「調子のよいとき」が長続きするようになりました。出血が止まって1か月以上はたっていたと思います。

一番つらかった入眠時の息が止まる感じや、歩行時の息切れは出なくなったので楽になりました。

現在の状態ですが、いまでも低気圧や何かのきっかけで、鼻の奥の違和感やのどが狭くなる感じが起こります。若い人なら治りも早いと思いますが、若くはない私は、体調が安定するまでもう少し時間が必要なようです。

EAT治療と同時並行で行ったこと

治療を受けていても、自分の生活がめちゃくちゃだとアクセルとブレーキを両方かけているようなもので、治るのに時間がかかります。

上咽頭は、様々なストレスと戦うために活性型のリンパが多く存在する場所。上咽頭炎の一番の原因となるのは感染で、他には不規則な生活や大気汚染などに晒されても悪化します。

私の場合、一番ダメだったのが「睡眠」でした。調子が悪いと息が止まりそうになり寝れない、寝れないと翌日は調子がさらに悪くなる、、を繰り返していました。

そこでやったのは、眠りの質を良くすることでした。具体的には下記のことをしました。

◆夕方からカフェインは取らない
◆酸棗仁が入った眠りを良くする健康食品をとる(中南海の快眠
◆0時前には床につく
◆眠れなかったらわざと短時間睡眠にする(眠りの質を優先にする)
◆夜に何かしている途中でも眠くなったら投げ出して即寝する
◆日中はなるべく体を動かすようにする

眠りをよくする漢方の注意点

私は、眠れないときに市販の漢方を頻繁に飲んでいました。しかし、漢方専門の薬剤師さんによれば、ほとんどの漢方に含まれている「甘草」は低カリウム血症をしばしば起こすのだそうです。

私も血液検査でカリウムの値が基準より低く出ていました。ヘマトクリット値も少し上昇していたので脱水かもと思いましたが、「漫然と漢方を飲み続けるのはやめた方がよい」と思いなおしました。

そこで、健康食品として販売されていた錠剤に変更しました。人によって合わない人もいるかもしれませんが、私には合っていたようです。いまは漢方も快眠もほとんど飲まずに眠れています。

眠くなったら全てを放り出して寝てしまう

たとえば、夕食を食べ終わってしばらくすると眠くなってしまうことってありますよね?でも大抵の場合は「夕飯の片付け」「お風呂」「歯磨き」「明日の仕事の支度」などをしてから寝ようと思うのではないでしょうか。

私の場合は、眠くなったときを逃すと入眠しづらくなることが多かったので、やるべきことがあっても放り出して眠ることを優先しました。

「お風呂や仕事の準備をしないと気になって熟睡できない人」は、夕食前に済ませて布団も敷いて、いつでも眠れる体制にしておくといいかもしれないです。

悪い油は避け蛋白質はしっかりとる

食事は以前から、そこそこ気を付けているのであまり変えていません。継続していたのは「タンパク質」をしっかり取ることと、酸化油(市販の揚げ物など)は取らないこと、亜鉛、ビタミンA・C・Dを少し多めに飲んだことです。

慢性上咽頭炎も含めた慢性炎症には、酸化油やトランス脂肪酸の摂り過ぎが関与していると言われています。また、オメガ6(リノール酸)とオメガ3のバランスが悪くても炎症反応が進みます。

下記の記事も参考にしてみてください。

第196回 こんな糖質制限していませんか。リノール酸の摂り過ぎに注意!

近年は、グルテンとカゼインフリー(小麦製品や乳製品を避ける)、カフェインも避けるべきとする意見が多数です。きっちり栄養療法もしたい方は、それらもやってみるといいかも。

ただ、個人的な意見になりますが、私の場合はパンや小麦製品よりご飯を食べる方が血糖値は上昇しスパイクを起こします。何が悪さをしているのかについては、個々で違うのではないのかな~と思います。

あきらめずに悩みの種を改善しよう・・・!

今日はEAT治療の体験談を紹介しました。EAT治療をしている内科や耳鼻科は増えてきましたが、先生によってやり方が多少違っているようです。

東京を中心に全国を巡っている、シンガーソングライターの「おぐまゆき」さんは、「君の生きる風景」の中で上咽頭治療について体験談を詳しく書いています。そちらも参考にしながら、自分に合ったところが見つかるといいですね!

また、病巣疾患研究会の「JFIR広場」では、EAT治療や歯科治療の意見交換が行われており投稿は非会員の方でも見れるようになっています。興味のある方は参考にしてみてください!