第124回 リバウンドを防ぐ5つの食習慣-最終回

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リバウンドをしない食習慣とは

お腹が空いた時に、
食べたいと思った物を
必要な量だけ食べて

満足出来るようにすること。

いつも自分の食べたい物を我慢し、低カロリーの物を選び
ストレスが溜まってしまう万年ダイエッターは卒業しましょう。
どうやったら、そのような自分になれるのでしょうか。
ポイントは5つあります。今日は5つ目です。

以前の記事も見て下さいね。

5、ゆっくり食べれば違いが分かる。

リバウンドを防止する5つの食習慣の最後は
食事を味わって食べること、です。

良く噛んで食べる事が習慣になれば、尚OKです。

「知恵を養うこととスローダウン・ダイエット」の著者である
マーク・デイビッドは、治療を受けに来ていたアメリカ人男性に、
ある提案をしたそうです。

その男性は昼食の巨大ハンバーガー2個をドライブスルーで買い
駐車場を出る前に平らげるのが習慣になっていました。

ハンバーガーだけは止めたくないと言う男性に対して、
「車内で食べるのは止めて店内で、ゆっくりハンバーガーの匂いを嗅ぎ、
味わい、一口ごとに楽しんで食べるように」勧めたのです。

忠実にそれを守った男性は、翌月かなり痩せていました。
ハンバーガーをゆっくり味わって食べてみたら
「実にうんざりする味だ。」と言う事が分かったのです。

手軽に早く食べられる物は、きちんと向き合って食べると
実は「うんざりする味」なのかもしれないですね。

 

効率優先の社会が肥満の大きな要因

効率優先の社会では、食べるスピードが速い人が多く、しかも
何か別の事をしながら食べています。

時間を無駄にせず、常に効率化ばかり考えているような
アメリカなどは(日本もそうなってきていますが)

食事は単なるエネルギー源、或いはダイエットの為の栄養素として
捉えている人が多いのかもしれません。

でも本当は食事の時間をきちんと確保しリラックスして食べる方が
副交感神経が優位になり消化、吸収、代謝がスムーズになります。

代謝がスムーズになると言うことは、必要な栄養素がきちんと
身体の隅々まで、配分されるということです。

逆にストレスフルな状態が続くと脂肪を溜めこむことも分かっています。
この辺については過去の記事も参考にして下さい。)

・・・だからと言って残業が多く、休みもまともに取れない人に、ストレスを
軽くして、、というのも無理な話ですよね。

日本はアメリカより、食事を楽しむ文化だと思いますが、真面目な人が多いので
このままいけば肥満やメタボは増加する一方になるかもしれません・・

「何を食べるか」よりも「どんな風に食べるか」

私は食べることが大好きです。外食も好きなので、話題の店があれば、
時間とお金の許す範囲で、食べに出掛けます。

その代わり、無駄食いはしたくないと思っています。
どうせ食べるなら「美味しいな、幸せ」と思いながら食べたいからです。

テレビを見ながら、PCをしながら、片手間に食べるより
テーブルに食事を並べ「マジ、上手い、これ、カンドーする!」
とか言いながら食べていた方が太らない。

気の合わない上司や嫌いな友達と緊張しながら食べるより、
気の合う友人や家族と楽しく食べていた方が太らない。

何を食べるかも大事ですが、どんな風に食べるか、も意外に大切です

可能な限り、好きな人と、或は一人で気楽に
良く噛んで、そして味わって、食べましょう・・・!

・・・・・こう言うと

「良く噛まなければ」
「味わって食べなければ」
「美味しく食べなければ」

と思う人がいますが、ちょっと意味合いが違います。

お腹が空いて「これが食べたいな」と思った物を
作って(選んで)楽しみに食べる。

その食事が今の自分にぴったりの物だったら
自然に「美味しい~!」と思ってしまうのです。

もし、今までダイエットや健康の事ばかり気にして食べ物を選んでいたと
したら、これからは、是非、自分の感覚を大事にして食べるようにしてみませんか?
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