第121回 空腹は人の本能を磨く?リバウンドを防止する5つの食習慣-2

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リバウンドをしない食習慣とは

お腹が空いた時に、
食べたいと思った物を
必要な量だけ食べて

満足出来るようにすること。

いつも自分の食べたい物を我慢し、低カロリーの物を選んで
ストレスが溜めているような万年ダイエッターは卒業しましょう。

では、どうやったら、そのような自分になれるのでしょうか。
ポイントは5つあります。今日は二つ目です。

以前の記事も見て下さいね。

2、空腹感を味わってから食べる。

常識を一旦忘れよう。

例えばダイエットの為の正しい食べ方は
時間を決めて規則正しく。
朝食は抜かない。

・・と言われます。朝食食べて代謝アップ!とかね。

確かにそれは間違っていません。私もブログに同じ事を書いています(笑い)
でも、常識やメデイアに縛られて、ありのままの
自分の心と身体を疎かにしていませんか?

まずは、その常識やルール、一回取っ払ってみましょう。
そして、空腹感をしっかり味わってから食べることを
してみませんか?

空腹は人を健康にする。

少し前に南雲医師の「空腹が人を健康にする」という本が話題になりました。
先生は急遽お父様の家業(クリニック)を継ぐことになり環境が一変
ストレスによる過食で激太りをしたそうです。不整脈も出て病気の危険も
感じた為、肉食をやめて野菜中心の生活にしたところ
便秘が解消、体臭もなくなり体調が整ったのだとか。

ちょうど長寿遺伝子の存在もその頃からクローズアップされ、断食や
南雲先生の健康法である「一日一食」も流行したように思います。

私の考えとしては、

忙しくて一日一食になってしまった
一日一食しか食べたいと思わない

・・のだったら、それで構わないと思います。ただ、わざわざ一日一食に
するべく、頑張る必要はないですね。どんな健康法もそうですが、
人は病気寸前に追い込まれると、何とかしたいと懸命になります。

その思いと、その人の身体や性格に合った食事法との出会いで
効果を発揮するのが食養です。

少しでも無理があると、思ったほどの成果は得られず、反動が来ます。

空腹感を味わうと本能のセンサーが働くようになる。

空腹に耐えながら1日1食にする必要は全くありませんが

空腹感を味わうこと自体には、良い面が沢山あります。

人間は足りない物を補おうとする力が働きます。いつも何かを口にして
いれば、自分の身体が欲している物が分からない、人間の本能としての
センサーはどんどん鈍くなってしまいます。

空腹感をしっかり味わうと食事が楽しみになります。
そうすると、本当に食べたい物が分かるようになるのです。

自分が食べたかった物を食べると、心から満足するんですよ。
その後、しばらくお腹も空かないんです。これ本当の事です。

正しい食事より自分の気持ちを優先した食事で本当の満足感を。

頭で考えて食事を選ぶ人にありがちなのが
本当は「ステーキが食べたいな」と思っているのに
「ステーキじゃカロリー高いよね。他のメニューにしよう」
と変えてしまう事です。

そんなことをやっていると、ずっと心が満たされないままなので、
食に対する執着心がいつまで経っても消えない原因になるのです。

ポイントは、変に間食をせず、しっかり空腹感を味わう事。
以前の記事にも書きましたが、高級レストランの食事を食べる前は
無駄にお菓子を食べようとは思わないですよね?

まとめ

せっかく痩せても、普段から満足感が得られる食事をしていなければ
ずっとダイエットをしているのと同じ事になってしまいます。

そのようなストレスがあるからこそ、何かの拍子で気が緩んだ時に
食べ過ぎてしまうなど、歯止めが効かなくなってしまうのです。

もちろん40歳からは特に太りやすくなるので注意は必要ですが、
ダイエットの事ばかり考えているより、他の楽しい事に時間を
使った方が、ずっと健全な気がしますよね。そのためにも

まずは、一ヶ月間、空腹を感じてから食べる「空腹月間」を作りませんか?

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