第120回 リバウンドを防止する5つの食習慣-1 脱!万年ダイエッター
リバウンドをしない食習慣とは
お腹が空いた時に、
食べたいと思った物を
必要な量だけ食べて
満足出来るようにすること。
それは、つまり自分の欲求に素直に従って食べた結果
満足感を得る、と言う事です。
いつも自分の食べたい物を我慢し、低カロリーの物を
選ぶような万年ダイエッターと全く違います。では
どうやったら、そのような自分になれるのでしょうか。
ポイントは5つあります。今日は一つ目です。
1、情報よりも自分優先で脱!万年ダイエッター
以前私が働いていた職場は、ダイエットとは無縁の方ばかりでした。
お陰で、痩せている人達の食事の様子を日常的に観察する事が出来ました。
彼女達を見ていると、食事の選び方や食べ方が自然で無理がありません。
甘い物も食べますし、お腹が一杯ならそれ以上食べる事もなく、残します。
羨ましい習慣ですよね。
それ以外でもお手本になるケースがあります。
それは、子供です。
子供は、大人のように
「一日三食食べなければ」とか
「こちらの方が低カロリーだから」とか
「お肉も食べなければ」とか
そんな風に考えながら食べてはいませんよね。でも多くの子供は
肥満ではありません。
満足したら、早々に遊びに出かけたり、テレビを見たり、
疲れたら寝てしまったり、自由奔放に生きています。
大人になると、制約が多くなって、欲求の趣くままに
振る舞えなくなってきます。だから食べる事、(お酒を)飲む事が
ストレス発散になるのですよね。
ストレス発散は食べる事以外で考えよう。
でも多くの人は子供のように自由に振舞うことやストレスをすぐに
なくすことは難しいでしょう。
だったら
ストレス=食べる、の図式を崩してみるのはいかがでしょうか?
寝不足で疲れていたら、食べる代わりにさっさと寝てしまう、
お風呂に入ってしまう、アロマを焚くなど。
おそらく、ストレスが発散した手ごたえは無いと思います。
食べた方がテンションが上がるので物足りなく感じるのです。
ストレスを食べて発散するのは、
とりあえず痛み止めを飲んで症状を抑えるイメージです。
ストレスを睡眠や入浴や運動やアロマで発散するのは、
目に見える効果は薄いですが、身体には確実に良い作用をします。
毎回やろうとしなくてもいいんです。気付いた時に試す、結果は
期待せず、また気付いたら試す。そんなつもりでやってみると
知らない間に少しづつ習慣化していきますよ!
食べる物は自分で決める。
ただでさえ、ストレスフルなのにダイエットや健康の為に食べる物を制限すると
心はもっと窮屈になり、自分は何を食べたいのかさえ分からなくなってきます。
普段、厳格に食べるものを制限している真面目な人ほど、食べ物に関する
執着心が強く我慢できずに食べて、落ち込んで、を繰り返す傾向があります。
例えば玄米菜食や糖質制限法。食に対する考えは人それぞれですが、
本当に自分を軸にして考えているのか、健康本の影響を受けて自分の
欲求を無視していないか、一度、振り返ってみるのはどうでしょうか?
例えば、元サッカー選手の中田英寿は野菜嫌いで有名でした。
合宿でトルシエ監督に注意を受けても自分を曲げなかったと
いうぐらい強固な偏食だったようです。それでもプロとして
やっていけた訳です。
自分は自分でいいんです。嫌いな物は嫌いで貫けばいいのです。
豆腐がヘルシーだからと言って、無理に食べる事はありませんし
甘い物が好きだったら、そこは妥協せずに、他で調整すればいいと思います。
「でも、好きなように食べていて太ったんだよね」と思うでしょう?
それは、好きだと思っていた食べ物に騙されていただけかも
しれません。その辺については、順番に説明していく予定です!
今日はこの辺で・!
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