第113回 炭水化物を摂っても痩せられる。
- 2014.04.18
- 糖質制限 食事
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40歳頃から内臓機能と共にインスリン分泌能力も衰えていきます。
それに加え日本人は糖尿病になりやすい体質の方が多いので炭水化物を
含む糖質に気を配る事は必要です。糖質過多だと終末糖化産物(AGEs)
が増える原因にもなりますしね。
ただ、炭水化物(糖質)を摂ったら痩せられないのか、お肌が
弛んでしまうのか、と言えばそんな事はありません。
炭水化物は制限するという考えより「もう(食べなくても)充分だわ」と
思えるよう上手に仕向けていくのがポイントです。今日は炭水化物を我慢
していると思わないようにする食事のコツと運動法です。
◎食事
ご飯は食事の一番最後に、なるべくご飯だけで食べる。
(他のおかずを食べ終わってから盛るのも効果あり。)
ご飯好きの人は佃煮や梅干しがあれば何杯でも食べてしまいますが
最初にそれをやってしまうと、炭水化物の食べ過ぎになってしまいます。
食事が一番美味しく感じられるのは、空腹時に食べる最初の一口
ではないですか?ビールも喉が渇いた時の最初の一杯が最高に
美味しくて、後は惰性で飲んでいたりするわけです。
私はご飯の炊き立てを味見ついでに最初に食べます。
食事の時のご飯は最後にしていますが、食べたい時は茶碗一杯は
食べますし、もういいやと思える時は、やめています。
「糖質制限しているからご飯は食べられないんだ」と思うより
少しだけ食べて満足するか、ご飯を最後にして、食べたいなと
思ったら食べるように した方が、自然な形で減らす事が出来ますよ。
◎運動
カロリー消費や脂肪燃焼だけじゃない運動の効果
炭水化物(糖質)を食べながら痩せるには、身体を積極的に動かすのが
ポイントです。血糖値と運動の関係は解明していない事も多いのですが、
食後30分に運動をすれば、筋肉へのブドウ糖の取り込みなどで脂肪に
変わるのを防ぐ事が出来ると言われています。
運動でのカロリー消費は少なく、筋トレをしてもすぐに筋肉は
付きません。基礎代謝量も上がりません。でも私が運動を勧めるのは
適度な運動で身体と心のコンディションが整うからです。
例えば有酸素運動では血流が良くなります。その結果 内臓や脳の
機能は活発になります。考えが行き詰まった時に、ちょっと身体を
動かしただけで、アイデアが閃くな~んてこと、ありますよね。
食事を美味しく食べて楽しく消費する、そんな身体の流れを作る方が
心身共に健康に向かいます。その方がダイエットは成功しやすいのです。
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