第158回 糖質制限のストレスを減らす3つの方法

第158回 糖質制限のストレスを減らす3つの方法
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3年以上糖質制限を続けている私ですが、
実はご飯もパンもお菓子も大好きです。

だから、適度にガス抜きをすることは
私にとって、重要なことでした。

今日は私の経験も交えて
糖質制限のストレスを減らす方法について
三つに、まとめてみました。

そのⅠ 糖質を大切に食べること。

糖質制限は、最初の頃は辛いですが

糖質を日常的に沢山摂る食事から、
おかず中心の食事に慣れてくると、

制限しなくても糖質に対する欲求が
少なくなってきます。

ただし糖質への欲求は完全には消えません。

そんな時は

炭水化物も含め糖質は「嗜好品」と考えましょう。

人生を豊かにし、ささやかな喜びを得る
1つの手段と考えて、

身体を壊さない程度に、長く付き合う
スタンスで行くといいのではないでしょうか。

一粒500円のチョコレート

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例えば、6粒3000円のチョコレートを
自分用に買ったとします。

1粒500円もする宝石のようなチョコレート・・

そのチョコを
会社でPCしながら無意識に食べたり
テレビ番組を見ながら、適当に口に放り込んだり
慌ただしい朝、出かける前のエネルギー補給に食べたり

・・・そんな勿体ない食べ方は、きっとしませんよね。

自宅でコーヒー飲みながら、
一日1個~2個を大切に食べると思います。

糖質制限のストレスを減らす方法 その1は

「糖質を大切に食べる」こと。

糖質は無駄に食べず、一口一口を味わって食べましょう。

そのⅡ 環境を整えること。

45%の法則

食べ過ぎ防止の策として
空腹時に、スーパーに行かない。
お菓子を目に付く所におかない。

・・・というのはよく聞く話です。

つまり誘惑を避ける、と言う事ですが
脳と消化機能の関係から考えても
とても理にかなっています。

食べ物を消化するための胃液は

脳への刺激だけで45%
胃への刺激(食べ物が胃に入る)で45%
腸への刺激で10%が

分泌されると言われています。

美味しそうな食べ物が目の前にある
匂いを嗅ぐ、などの刺激だけで
消化酵素が出されてしまうのです

その状態で我慢しろ、と言う方が難しいですよね?

安いから、とお菓子やお酒をまとめ買いする人が
いますが、そのような方は、体重のコントロールが
難しくなっているようです。

糖質制限のストレスを減らす方法 その2は

「環境を整えること」です。

ちなみに我が家は、ジュース類、アルコール類
お菓子、砂糖、小麦粉は置かないようにしました。

どうしても、食後のデザートが欲しくなったら
歩いて5分のコンビニに一個だけ買いに行きます。

もちろん頂きものは、有り難く食べます。
外食ではデザートも食べます。

目の前のお菓子を見ながら、やせ我慢するより
環境を整えた方がストレスは減らせますよ。

そのⅢ 本当に食べたい時は、食べること。

本当は食べたいと思っているのに、我慢する事ほど
ストレスになることはないですよね。

やめたくても止められない物ナンバー1は

男性はアルコール

女性は糖質なのだそうです。

アルコールも糖質も手っ取り早く脳に快楽を
もたらしてくれます。
だから、依存症になりやすいのです。

肉や魚や卵は、甘辛のタレを使用しない限りは
依存症にはなることはありませんよね。

ダイエットの最終目標は、

糖質依存を減らすこと。やせ我慢ではなく
糖質が、目の前にあっても

本当に身体が欲していなければ
「食べる気にならない」状態になることです。

お菓子があっても「食べる気にならないわ〜」
なんて、本当に思えるのかしら?と

疑問に思った貴方。自分の心を手なずける
には、ちょっとしたコツがあります。

1番、駄目な方法は
「今後一切糖質は口にしません!」と
自分に宣言してしまうことです。そうすると
言葉とは裏腹に
ますます糖質が食べたくなってしまうんです。

 

1番、良い方法は
「どうしても〇〇が食べたい!」
と思った時は、

我慢せず、自分の欲求に従ってあげる事。

その方が、食べたい気持ちを
いつまでも引きずることがなくなります。

「でも、食べたい!」という気持が何度も
あったらどうするの?

結局糖質がやめられない事になるのでは?

、と思いますよね。

でも「食べてはいけない」と思うと心が緊張状態に
陥りやすくなります。

本当に糖質がやめられるのか??と不安に思って
いるときも心は緊張状態になっています。

「食べようと思えばいつでも食べられる」
という気持ちでいると、心は安心しリラックスします。

心が糖質を求めるのは安心して、リラックス
して楽しい気分になりたいから。

だから、先に安心すること、リラックスすること、
これが糖質依存を避ける一番の方法です。

そういう心の持ち方をしていると徐々にストレスが減り
結果的に糖質への依存心が少なくなります。つまり

糖質制限のストレスを減らす方法 その3は

「本当に食べたい時は、いつでも食べる!」

・・・と自分に誓うこと、になります。

ちょっと待てば消える欲求もある。

ただ、本当にそれが食べたいのか、外部からの
刺激で、誘惑されてしまっただけなのか

分からなくなることってありますよね?

だいぶ前の話ですが
マツコの知らない世界で、ホットケーキ
の特集をしていました。

原宿の有名な店のホットケーキを
「並んでデモ食べるべき」
と紹介していたのを聞いて

ホットケーキやパンが好きな私は

「絶対に食べてやる・・・・!」

と心に誓いました。すごい執念です。

しかし、いろいろ事情があって行けずに
一ヵ月ぐらい経つと、
「もういいや~」
「原宿まで行くのも面倒だし・・」
「1200円もあったら、美味しいランチ食べられるし」

という気持ちになり、結局行かず仕舞いです。
一時的に「食べた〜い」と思っても、自然に
消えてしまう欲求もあるのですよね。

(もちろん行ってもOKです)

散歩に出たり、身体を動かしたり、本を読んだり
している内に食べ物の欲求が消える場合もあります。

自分が本当に食べたいと思っているのか、
実はそうでもないのか、食べる前に一旦間を置いて
見るのは、かなり有効だと思います。

糖質制限のストレスを減らす3つの方法、まとめ

1、 糖質を大切に食べる。
好きな物だけを大切に食べること。
2、 環境を整える。
目についたものを食べるのではなく、食べたい物を食べること。
3、 本当に食べたい時は食べること。
糖質への執着心を減らすためには我慢しないことも大切

・・・いかがでしたでしょうか。

健康に気を使いすぎて、自然な食欲が分からなくなっている人の
参考になれば嬉しいです。

逆に体調や検査結果が悪くなるほど 健康を害してしまった人は、
食事記録をつけて自分の食生活を
  振り返るといいですよ~。

自分を守れるのは自分だけです。

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