お粥を食べた後の血糖値

お粥を食べた後の血糖値
Pocket

※これは2023年1月頃の話です。

ある冬の日。一人で横浜中華街に行きました。お買い物を済ませた後、軽く食事をしようと思いました・・が。

中華街は飲茶や麺など小麦粉の食べ物ばかりで、私が食べられる軽食がありません。低血糖対策で手持ちのオヤツは持っていたものの、疲れたので座って食べたい!寒かったので温かい物を。・・・悩んだ挙句、お粥のお店に行く事にしました。

いつも行列のできる「謝甜記(しゃてんき)」というお粥の有名なお店でです。以前から気にはなっていたけれど、並ぶのが嫌で、入ったことはありませんでした。

その日は大寒波が来ていて、平日で、ランチタイムではなかったせいか、並ばず入店できました。

店内は狭くゆったり過ごせる感じではありません。メニューをみると、いろいろな種類のお粥はあるものの、小さいサイズのお粥はありません。でも入店してしまったから仕方がない。意を決して普通サイズの海鮮お粥を頼みました。

せめてもの抵抗で、DHCの血糖ファイバーを2本飲みました。DHCの血糖ファイバーは、水溶性食物繊維のグアーガムが取れます。これで血糖値上昇が抑えられればいいけれど・・・

そして、割と早くにお粥が運ばれてきてしまいました。ファイバー飲んだ後なので、もう少し時間があると良かったんですが。

ラーメンどんぶりのようなデカい器に入ったお粥。お粥の奥底にぷりぷりのエビやホタテの貝柱やイカが入っていました。お粥はなるべく後に食べたかったので、お粥のなかからすくいだした、エビとホタテをできるだけゆっくり食べました。

お味は・・人気のお店だけあって、とってもおいしかったです。もちろん残さないで完食しました。

イメージ画像です。

寒い日に温かいお粥を食べて大変満足しました。幸せな気持ちになりました。これで多少血糖値が上がっても後悔するものかと思いました→(大げさ)

しかし、その後の血糖値の上昇度合いがすごくて・・驚きました。

お粥は炊飯したお米より、糖質量は少な目です。でも、消化吸収が良いため、お砂糖を食べたのと同じように早い時間から急上昇し急下降するそうです。

ちなみに、温かいスープなどと一緒に摂っても吸収速度が上がるので、似たような結果になります。知ってはいたのですが・・残念ながらその通りの結果になりました。

血糖値の経過は・・

食べる前   84
食後30分 150   食後すぐに運動(歩行)開始 約40~50分
食後50分 201
食後60分 187
食後80分 148
食後120分  114
食後150分    78

このような結果になりました(リブレで測定)。ファイバーを2包も飲んで、食べた後すぐに歩いたのにこの値とは・・もし、空腹な状態でファイバーを飲まずにお粥を食べて、運動をしなかったら、軽く250は超えていたと思います。

食後2時間経過する前に血糖値は急降下しはじめました。低血糖にならないように、手持ちの飴やらチョコやらを食べて、下がらないようにしました。それでも食後2時間半ほど経過した時点で、血糖値は70台まで下がってしまいました。

一般的に精製糖質より複合糖質の方が血糖値が上がりにくいと言われます。でも、私の場合はご飯で血糖値がすごく上がります。

普通量のご飯を食べると、それで上がった血糖値は運動(筋トレ含む)をしても、簡単には下がりません。結果的にスパイクを起こします。

筋肉のある人は別かもしれませんが、私みたいに筋肉が少ない人は運動で血糖値を下げるには相当な運動が必要です。交感神経を上げるような運動は余計血糖値が上がると思います。

何より、ご飯を食べた直後の運動は消化に悪いです。普通に考えても食休みは必要・・っていうか食休みしたいと思います。

 

 

結局ご飯は少しづつ、食べるしかないですね。だいぶ手間ですが。血糖値が爆上がりしても、抗酸化サプリで血管を守れば大丈夫!・・っていう証拠があればいいのですが・・

そうしたら(期間限定で)ご飯を気にせず食べ、とにかく低血糖にならないようにすることだけに集中できます。余計な気苦労も減ります。

いずれにしても、久々においしいお粥を食べた満足感は半端なく、血糖値上昇によるストレスを上回りました。そして、その日の夜はぐっすり眠れました。寝起きの肩こりなどもなく寝ざめは良かったです。