第110回 楽に痩せる方法ってあるの?
今日は、楽に痩せても、あることを身につけていないと
リバウンドするよ、という話です。
何故、新しいダイエット法を求めてしまうのか。
太る理由で一番多いのが
カロリーの摂り過ぎ
栄養の偏り(糖質過多、蛋白質不足、野菜不足)
運動不足
この三つです。他には睡眠不足、夜遅い食事など不規則な生活が原因で
食欲を調整するホルモンのバランスが乱れている場合もあります。
そのような場合は別ですが、ダイエットをしようと考えた時に
一番多い三つの原因を見ずに、何か真新しい方法を行えば
簡単に痩せられるのでは?と思う人が多いようです。
何を隠そう私もそう思ってしまう一人です。何でそう思うか、
自分で心の動き観察したところ、
「原因は分かっているけれど(出来ない)」
というのが本当のところなんじゃないかと、思うのです。
最初は「明日からは食事を減らすぞ」とか「運動するぞ」と思うのですが、
続かないのですよね。
そして、続かないと「やっぱり私はダメなのだ」と思って自分を責めます。
そして諦めるか、自分でも楽に出来そうな他の方法を探すと言う訳です。
楽に痩せても、習慣が付いていないとリバウンドする。
でも、極端な例で言うと、一日1000歩しか歩いていない人が、
マイクロダイエットで痩せたとしても、せめて5000歩くらいは歩く習慣を付けていないと、
永遠にマイクロダイエットのお客さんでいることになりますよね。
マイクロダイエットで痩せたおかげでモチベーションが上がり、歩く習慣が身に付いた、
と言うなら話は別ですが、いずれにしても、どこかで習慣は変えていく必要があるのです。
だから、一食置き換えダイエットにしても、何にしても、それさえあれば、
無敵だ、という依存した使い方よりも習慣をつける為の手段だと思って始めないと、
リバウンドをしてしまいます。
要するに何かに頼り続けるのではなく、痩せた体重を維持出来る習慣を付ける
必要があるということです。
新しいダイエット法を探す時間があったら、自分なりの原因を見つけて
「どうやったら続けられるのか」
「1000歩を5000歩にする為には、どんな習慣にすればいいのか」
考えた方がいいと思います。
自分を責めると続かなくなる。
また、「食べてしまった」「今日は運動出来なかった」と自分を責める事も
継続の邪魔になります。「これで今までの頑張りが台無しだ」とか、
「もう、このままでいいや」とか「どうにでもなりやがれ」思ったら
リバウンドまっしぐらですよ!!
だから、子供のしつけと同じように、出来た事を褒めたり、負荷が大きすぎたら
一旦減らしてみたり、するのです。
まとめ
今日も説教臭くなってしまいましたが、一番だいじなのは、
「明日の朝、目覚めたら痩せていた」という楽なダイエットは必ず
リバウンドする、と言う事と、自分を責める事は継続の最大の敵だ、
ということでした。今日はこの辺で・・!
-
前の記事
第109回 生活習慣の改善は子供のしつけと同じように。 2014.04.09
-
次の記事
第112回 痩せないのは目標の立て方が間違っているから。 2014.04.16