第171回 痩せない人の7つの特徴 食事編
●食事を減らしても痩せない、
●炭水化物を抜いても痩せない
●運動をしても痩せない
●痩せても、すぐにリバウンドしてしまう・・・
そんな方に共通する生活習慣の特徴をまとめました。
初回の今日は食事内容についてです。病的な肥満の人やすぐに
リバウンドをする人の食事内容は、大まかに分けて下記の7つの
特徴があります。
1、加工食品を多く食べる
2、糖質摂取の割合が多い(未精製穀物、精製穀物の両方含む)
3、野菜の摂取が少ない
4、お酒を飲む量が多い
5、乳製品を好む
6、果物を沢山摂る
7、カロリーを極端に抑えてしまう
今回は、1、の加工食品が多く食べることについて説明します。
加工食品がダイエットに好ましくない理由
加工食品がダイエットに好ましくない理由は
❶腸内環境が悪くなること
❷味覚が麻痺すること
❸体内に毒素が溜まること
・・・の三つがあります。
❶腸内環境が悪くなる
腸内環境は、抗生物質の服用や
体調不良などで悪くなる事が多いですが
人工添加物が多い加工品を沢山食べることも
腸内細菌層のバランスが乱れる原因になります。
腸内環境とダイエットは一見関係がないように思います。
しかし、脳と腸は密接に関わっているため
腸内環境が悪いと、ストレスを感じやすくなり
過食になる傾向があるのです。
また、腸内環境が悪い人は、消化吸収能力も
衰えている事が多いです。
栄養が細胞の隅々まで行き渡っていないため
食べても食べても物足りなく感じてしまいます。
消化吸収力と腸の中を健康に保つことは
正常な食欲には一番大事なことなのです。
❷味覚が磨かれないこと
安くて美味しいと感じる加工食品ほど
油と砂糖と塩分をふんだんに使用しています。
また、加工食品は化学調味料やタンパク加水分解物を
使っている事が多いので、正常な味覚を麻痺させ、
自然の出汁でとった味では物足りなく感じます。
家庭で調理するようなシンプルな料理に比べ加工食品は
ニセの食欲が出てきます。満腹なのに食欲が止まらなく
なる悪循環になりやすいのです。
ダイエットコーラに使用されている人工甘味料で、
インスリンの代謝が乱れ、血糖値が下がることも
知られているように
人工的に作られた味は、ホルモン分泌にも影響を
与えることが示唆されています。
❸体内に毒物が溜まること。
例えば、植物性油脂を半固形状に加工した
マーガリンやショートニング。
植物油を加工する過程で出来るトランス脂肪酸は、
体内で正常に代謝されない人工の脂肪酸です。
洋菓子だけではなく、何と、安いネギトロなども
ショートニングと化学調味料で調理している場合が
あるそうです。
また、ベーキングパウダーなどの膨張剤には
アルミニウムが含まれています。
添加物とは関係ないですが
マグロなどの食物連鎖上位の魚には
水銀が多く含まれます。
有害重金属、石油系で作った添加物(タール色素など)
トランス脂肪酸・・これらは、体内に蓄積されやすく
日常的に、これらの物を多く摂っていると、正常な代謝が
損なわれ、ホルモン分泌にも影響を与えます。
食事制限をする前に、毒を入れない食習慣を。
体外から入る毒素は食品添加物だけではありません。しかし
味覚が磨かれないことや、腸内環境が悪くなる事も考えると
加工食品は、なるべく摂らない方がいい物です。
どうしても、摂らざるおえない時は、必ず原材料名を
確認して、添加物の少ない物を選びましょう。
添加物については、過去にも記事を書いていますので
是非、参考にしてくださいね!
まとめ
カロリー制限や糖質制限をしても成果が出ない人は
「加工食品を減らすこと。」
ますは、ここから、始めよう!!
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