第二回 続くものを探せ

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今日は私の体験からお話します。

15年前の私が簡単に5キロ痩せた理由は一言で言うと
「痩せる事に、こだわっていなかったから」だと思っています。

私は標準体重ではありますが日本の女性の価値観と照らして
「もう少しスマートになりたいな」という思いはありました。けれども

食事を制限するのは到底無理と思いましたし、運動も好きではない。
こんな私にダイエットは出来ないと思っていました。

ちょうどその頃、ママさん仲間でエアロビックスサークルをやっていると
友達に誘われストレス発散も兼ねて参加することにしました。

インストラクターも私と同じ年頃の子供を持つお母さん。
すごくパワーのある方で、先生と一緒に曲に合わせて踊っている間は
ハードでも疲労感をさほど感じず、楽しかったのを覚えています。

サークルは週に2回程度でしたが、最初の一ヵ月間で2キロ痩せていました。
食事も制限せずに二キロも痩せるなんて驚きでした。

その後もサークルに通い続け、ウエアにも凝りだして、エアロビにハマっている内に
トータルで5キロ痩せました。

こんなに簡単に痩せるのならば、食事に気を付ければもっと痩せるに違いない。
そう思って、欲張ったのが運のつき。当時はカロリー制限が主流でしたので、
毎日食事とカロリーを記録し、消費量より摂取カロリーが下回るように、
頑張っていました。食事バランスは一切考えていなかったので
「今日は、まだ〇kcal食べられる」と思ったら、夜でもクッキーを食べていました。

更に3キロ痩せましたが、体調が悪くなり止めたのは前回お伝えした通りです。

エアロビを楽しくやっている間は簡単に痩せる事が出来た。
本格的にダイエットを考え始めてからは心の余裕がなくなり思うように痩せなくなった。
そして狭い意味でのダイエットは止めた。

現在はエアロビで痩せた頃の体重プラス1キロのままほぼ変動はありません。
何が言いたいのかというと、ダイエットに関しては目標達成型に
しない方がいいということ。

何故ならダイエットは一生続くものだからです。減量=ダイエットと思われがちですが、
ダイエットの本来の意味は、その人に合った適正体重を維持するための食事療法です。

だから、このやり方で一生続けられるか?を考えた方がいいでしょう。

もちろん、実際に一生続けるかどうかは別ですよ。

ただ、真面目な人ほど、自分が好きになれない方法なのに結果が出るまで
根気強くやり続け、小さなストレスが埃のように心に溜まってしまうのです。

それが体や心へのリバウンドとなって現れます。

どうか自分の心の声を最優先させてください。
そのための知恵を絞って、出来ることを続けてほしいと思います。