第67回 野菜が必要な本当の理由

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今日は本当に野菜は必要なのか?根本的な意味について
考えてみました。
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ビタミン、ミネラルは三大栄養素を有効活用するための
微量栄養素で、野菜で補う必要があると言われています。

しかし栄養成分表で調べて見ると
肉、卵、豆類にもビタミン、ミネラルは豊富に
含まれており、野菜以外の食品でも十分に摂る事が出来ます。

現にイヌイットはアザラシを栄養とし、氷上では育たない野菜や果物に
多く含まれるビタミンCなどは、内臓を食べる事で補っているそうです。

現代の栄養バランス的な観点でみた偏りない食事とは
主食、蛋白質、野菜を満遍なく摂ること、とされていますが

一つの物を丸ごと食すことが、本来のバランスであり
それが出来ない環境にいる私達の食生活だから野菜が
必要なのだと思えば少し納得がいきますね。

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野菜の必要摂取量は一般的には一日350g、小鉢でいうと5皿程度を
目安にと言われています。

しかし、それは普段どんな物を食べているかによって変わります。

加工品はほとんど食べず、 玄米、味噌、小魚を少量食し、
タバコ、お酒、お菓子、過剰なストレスにさらされていない
生活をしていれば、少しの野菜で足りるのです。

しかし、魚を食べると言ってもスーパーで買う切り身や刺身
昼間は会社の近くでランチ、帰宅後は冷凍のお惣菜。
食材を丸ごと摂るどころか、知らない間に添加物を沢山摂っている、
私も含め、そんな生活になっている人も多いのではないでしょうか。

だから現代の食生活で野菜が必要な本当の理由は抗酸化と食物繊維です。

野菜から食べれば痩せる!一日30品目食べよう!まごわやさしい!
・・・色々な標語?を作りあの手この手で品数多く食べさせようとする
ダイエットや健康指導者ってどうなんですかね。

抗酸化食材が必要最低限で済む生活に変える方が先なのではないのかと
私は思いますが。。

今日はこの辺で。