第194回 不健康な物が食べられない・・・オルトレキシアについて。
- 2016.07.11
- マインド(思考法)
今日は新型の摂食障害と言われるオルトレキシアについて。
Wikipediaを参考にさせていただきました。
オルトレキシアとは
オルトレキシアとは、
代替療法の専門家スティーブン・ ブラッドマン医師が
命名した造語で
不健康だと考える食品を避けることで生じる
極端もしくは過度な先入観によって引き起こされる
摂食障害を指す。
健康的な食事に対しての不健康な執着があり
脂肪、防腐剤、人工添加物、畜産副産物、
その他体に悪いとされる特定の食品を避ける
姿勢から生じている。
適切な食事をしない場合、栄養失調状態になる。
拒食症は体重を減らしたいがために生じるが、
オルトレキシアは痩せることよりも
純粋に健康的になりたいことを望んでいる。
健康的な食事が摂れる手がかりを探し食品選びで
極端な制限や強迫観念を課すのがオルトレキシアとされ、
毎日の行動において、自分を見つけることができなくなる。
オルトレキシアの診断
オルトレキシアはアメリカ精神医学会が定義している
精神疾患ではなく、まだ確率された診断基準はないが
医師がいくつか質問表を作っている。
ブラットマンのセルフテストは下記。
■食べる喜びよりも何を食べたのかが気になる。
■健康的な食事の為に社会的に自分を隔離している。
(ご飯に誘われても一緒に行けないなど)
デビスが提唱している質問は下記。
※2つ以上が当てはまるとオルトレキシアの
兆候があるとされている。
■一日3時間以上健康的な食品について考えている
■食べる状態の時に完全に自分を制御できる。
■明日の献立(健康な食事)を考えている。
■食事の質が向上する度に生活の質が低下している。
■自分自身に厳しくなっている。
■健康的な食事をすると自尊心が押し上げられる。
■自身の方法で食べていない他人を見下している。
■正しい食品を求めるあまり、好きだった食べ物を無下にする。
■家族と距離を置かないと、家でも食事が難しい。
■反する食事をした時罪悪感や自己嫌悪感を感じる。
厳しい糖質制限で同じ状況になる可能性も。
ここからは私の考えになります。
上の質問が当てはまった方、いるでしょうか。
私は、当てはまる質問がありました。
昨今では、震災以降の放射性物質による食品の汚染
食の安全が脅かされるような食品業界の不正事件
リーキーガットシンドロームの治療としての
グルテン、カゼインの制限など
調べれば調べるほど、気を付けないといけない事が
多過ぎて「食べるものないじゃ〜ん」状態になるんですよ、
本当に。
それでも糖質制限は
卵や肉や魚は食べるので栄養失調にはなりにくい、
ところが良い面かな、とは思っています。
ただし私自身は、今も糖質を食べすぎると罪悪感は感じますし
精神的に、すごく健全かと言われると、自信はありません(笑)
外食が好きなので、いい具合に不健康食も食べていますが・・・
さて、ここからが本題ですが
女性の中には、「糖質を摂ると太りそうで怖い」
・・・と思っていて、手放しで食べられない人多いのでは?
「制限」って、ストレスになりますよね。
いくら科学的な根拠がある方法だろうと、身体に
いい食事だろうと、人生がつまらなくなっていては
仕方ありません。
自分の気持にも耳を傾けながら食事をするようにして
あまりストイックに制限するのは、心の健康の為に
やめた方がいいかもしれませんね。
手抜きやズボラはOKだし、誘惑に負ける自分も必要です。
本題と書いておきながら、長くなりそうなので今日はこの辺で。
次回も、この話題について、書こうと思います。
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