第107回 ダイエット情報のメタボにならない為に知っておきたい一つの事。
今まで、健康寄りの内容でしたので、今日は久しぶりにダイエットに
ついて、書こうと思います。
ダイエット情報のメタボリックから脱するために。
私は、本来飽きっぽい性格で、地道に何かを続けるというのが苦手
なんです。
しかし、健康とダイエットに関しては、飽きずに、というか
頭から離れずに、スーパーでも、レストランでも反射的に添加物や
栄養バランスなど考えながら選ぶ習慣が出来ています。
同じように、本屋やネットで健康やダイエットに関する記事を
見ると片端から読んでしまいます(当たり前のことですが)
情報を知るのはいいんですが、新しい情報、もっともらしい意見を
目の当たりにすると、自分の健康観、ダイエット観が揺らいで
しまうという側面もあるんですね。情報弱者のメタボ状態になります(汗)
でも、そんな私でも、ダイエットに関しては明言出来ることがあります。
それは、ダイエットの本質は、
「生活習慣の偏りを正すこと」これに尽きると言うことです。
・・・「今更、そんな当たり前のこと言わないでよ」と
いう声が聞こえてきそうです。が、時間のある方は
お付き合いください。
ダイエットの方法は大きく分けると三つある。
まず、ダイエットの方法については、大きく三つに分かれます。
1、摂取カロリーを減らす
2、食事内容(栄養成分)を変える
3、消費カロリーを増やす
スムージーやダイエット食品などは、1、の摂取カロリーを減らすダイエット法に
分けられます。
糖質制限法や玄米菜食(ダイエットとは言わないかもしれませんが)
は2、の食事内容を変える方法になります。
有酸素運動はもちろん、筋トレや呼吸法などで代謝全般を上げる事は
3、の消費カロリーを増やす方法に当てはまります。
そして、これら全てを一言でまとめると、先程の
「生活習慣の偏りを正すこと」になるんですね。
世の中のダイエットの方法論の多くは、その中の、ほんの一部に焦点を
当てているだけで、ダイエットの全てが書いてある物は、ほとんどありません。
また、ダイエットは体重を減らすのではなく、脂肪を減らす事が目的です。
この辺も、しっかり頭に入れておいて体重の増減だけに囚われないように
しましょう。
生活習慣を変えるのは辛いこと、という思い込みを無くす。
ここまで読むと「今まで積み上げてきた生活を急に変えるのは大変だよ」
と、思う方もいるでしょう。例えば、食べる事が大好きな人に
「小食にしてください」と言ってもストレスがたまるだけですよね。
しかし、これは、考え方次第で、どうにでもなるのです。
例えば、あなたは、大奮発して一流のホテルに宿泊する事にしました。
そこでの一番の楽しみは、高級食材を使った、普段味わえないような
一流シェフのフレンチです。
もし私が、そのような旅行に行けるとしたら、少なくても一週間前から
暴飲暴食は止めて、胃腸の調子を整えます(笑い)
前々日あたりからは、睡眠時間を確保して絶好調の体調で当日を
迎えるよう努力します。
そして、お目当てのディナーの前は、無駄に食べず、お腹を空かせます。
・・・「たかがディナーの為に、そこまでやるか?」と言われそうですね。
「高級レストランなんて、週に一度は行っているから、そんな例えじゃ
分からないな」、とリッチな事をおっしゃる方もいるかもしれません。
しかし、私がここで言いたかったのは、肥満の人は往々にして、
常に何かを口にしているか、飽食で味覚のセンサーが鈍く
食べ物を心から味わえていない人が多いと言うことなんです。
キツイ言い方ですが、これは食べる事が大好きな自分自身に対する戒めでもあります。
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私は生活習慣を変える=考え方を変える事、だと思っています。
生活習慣を変えるのは表面的には辛い事のように感じるかもしれません。
しかし間違った方法でなければ必ず心身共に良い方向に作用しているのです。
食べる事が好きな人は、食べ物を我慢するのではなく、本当に好きな物を
美味しく食べようとする方法を考える。
運動不足の人は、気持ちがいいな、と思う程度の運動をする。
それだけで、今までより熟睡できたりします。
生活習慣を変えるのは辛い、というのは単なる思い込みで、本当は
あなたの心や身体は、「こっちにしようよ~~」と言っているのかも
しれませんよ・・・?
思い当たることのある人は、今までとはちょっとだけ、違った考え方で
上手に生活を変えていけるといいですね・・!今日はこの辺で。。
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