新型コロナ食事のときが一番危険!会話時「マスク」の徹底を

新型コロナ食事のときが一番危険!会話時「マスク」の徹底を
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5月に自粛が解除され早くも1か月が経ちました。一時期は都内の感染者5人以下の日もあり、かなり減っていましたが最近は増加傾向です。政府は「市中感染はしていないので大丈夫」と言っていますが、このままでいいのでしょうか。

新型コロナの感染を広めているのは誰なのか

 

新型コロナの感染を広めているのは、ご存知のとおり「無症状感染者」です全ての人が「無症状感染者」の可能性がある人です。現在は首都圏に住む人の方が感染の確率は高いかもしれません。

しかし、コロナは検査しなければ分からないので、感染が多い地域に住んでいなくても、限りなく確率が低くても「感染していない」とは言い切れません。

「コロナ陽性」と判定された方は、治るまで友達と会うことはしませんし職場にもいかないので、その人からは感染は広まりません。感染していた人を避けたり差別の目でみるのは意味のないことです。陽性の人の方が自覚があるので感染はさせないのです。

新型コロナは、発症前2日間から感染力が強まるそうです。感染している人の咽頭には大量のウイルスが存在し、その飛沫が飛ぶことで周囲に感染を広げるのです。尿や便などの排泄物にもいることも分かっています。

感染拡大を防ぐ「肝」とは?

でも無症状である以上、検査をしなければ感染していることには気づきません。無症状感染者、つまり「全員」がどれだけ自覚を持って行動できるか、当然ながらこれが感染拡大を防ぐ「肝」になります。

もちろん感染しないことを第一に考えてしまうと人間関係の幅を狭めます。「マスクは必要ない」と思っている人もいるからです。感染を防ぐために部屋に籠ったり、人と会う事を避ける生活を続けると精神的にもよくないですよね。

お年寄りに、人との交流を避けたりステイホームに近い生活を強いれば、あっという間に足腰が弱り認知症が進みます。

でも、なるべく多くの人が「自分も感染しているかも」と思い相手や周囲に配慮できれば、お互いに安心して関係を築けると思います。さらに仲間うちだけでなく周囲のことも考えて行動すれば、みんなが安心して公共の場所の共有ができるのではないでしょうか。

守られていないソーシャルディスタンス

1か月前の自粛の時期。スーパーに買い物に行っても混雑していることはあまりなく、人との距離を保とうという意識は皆高かったように思います。

ところが現在は、レジに並ぶときも人との距離を保つ意識は薄くなっているように思えます。現時点では抑えられているかもしれませんが、コロナはまだなくなっていません。今後も人との距離を保つのは必要なはずですが、まるで「コロナは消滅した」かのごとく、行動しているのを見ると危険だな~と思います。

会話のときの「マスク着用」の徹底を

もう一つ、とても気になることがあります。それは会話の時のマスク着用が徹底できていないことです。スーパーやショッピングモール、電車の中ではマスク着用が当たり前になっているのに、飛沫感染を起こす一番の原因になる「会話」でマスクをしないのです。

少し前のことです。ホームセンターに行った時に、何やら大声で店員に質問(文句?)している男性がいました。店員さんはマスクをしています。しかし男性はマスク未着用です。30㎝ぐらいの距離で店員さんに向かって、15分以上に渡りしゃべり続けていた男性。

もしその方が無症状だけどコロナ陽性だったら、どうなるでしょう。店員さんがしていたマスクでは飛沫感染は防げないので感染してしまうかもしれません。

先日は、喫茶店のすぐ近くの席で、女性が携帯電話で大声でおしゃべりをしていました。マスクは未着用です。しかもかなり長い時間喋り続けています。電話の相手には飛沫は飛びませんが周囲に座っている人には、小さな飛沫は飛びます。携帯で喋るときのマスクもマナーの一つだと思います。

咳をするときと会話の時の飛沫の量は同じ

なぜ、こんな神経質なことを言うのかと言えば、最近の研究で「咳」で出る飛沫と「会話」で出る飛沫の量は同じであることが分かったからです。小さな声で喋る分にはまだいいのですが、大きな声で喋ると飛沫の量は増え遠くに飛びます。

「マイクロ飛沫」なんていうワードも流行りましたが、換気の悪い場所での飛沫は空中をいつまでも漂い続け室内にいる人に感染させる危険もあるのです。

一番危険なのは「食事のとき」

飛沫が一番飛ぶ場所・・・それは「食事をする場所」です。食事のときはマスクを外します。一人でお店に入りスマホを操作しながら黙々とお茶をしている分には、誰かに感染させるリスクは少ないです。

しかし、友達と一緒にいて1メートルに満たないような近さで、大きな声でしゃべれば感染させるリスクは高くなります。テラス席で距離を取って食事をするのなら少し安心ですが、マスクを外す「食事」「お茶」「飲み会」のときが一番危険です。

さらに中国では、冷房機の風に乗って室内のかなり遠くにいた人にも感染が広まっているケースもありました。換気がされていない場所では、マスクを着用せず喋ることでクラスターが発生してしまうのです。

「食べる時以外はマスク」を新しい生活様式に

食事の時の感染を防ぐには、食べたり飲んだりするとき以外は「マスク」をすることを徹底するしかありません。マスクだけで自分の身を守ることはできませんが、周りの人に感染させるリスクは減るでしょう。お互いにマスクをするだけで感染はかなり防げるはずです。

食事が終わるまで大声で喋らない、食事が終わったらお互いにマスクをして喋る・・こうすれば、再び自粛することなく感染拡大は押さえられるのではないでしょうか。

このような考えで行動してくれる人が増えれば、安心して友達と会えます。万が一自分が感染している事が分かったときにも、常に気を配っていれば友達に感染するリスクは減らせているので、安堵するはずです。

お店側の対策だけでなく個人の努力も必要

いまは、お店の人も様々な工夫をして感染対策をしてくれています。換気を十分にしてソーシャルディスタンスを保つよう呼びかけたり、マスク着用を求めたり、店内に入る時には消毒をしたりしています。

でも、肝心のお客さんがマスクをしないまま大声で喋っていれば、感染は広がってしまいます。お店側の対策だけでは感染は防げないのです。

新型コロナはただの風邪?

新型コロナは「ただの風邪じゃん」といまだに言っている人がいます。決して「ただの風邪ではない」です。もちろん軽症で済む人もいるのでしょうけれど、実際に重症患者さんを診ている医師に言わせれば、なす術もなく悪くなる「今まで見たことのないヤバイ」病気だそうです。

最近の報道でもありましたが、20代前半の若い方でも陰性後に後遺症で苦しむ方もいます。イタリアの呼吸器学会の発表では、集中治療室を出た後でも半年間は呼吸不全を起こす可能性があると言われていますし、重症にならなかった入院患者でも数年に渡り後遺症が残る可能性があるのだそうです。

ワクチンや有効な治療薬はいつできるのか分かりませんが、それまでは感染しないに越したことはないです。

「ただの風邪じゃん」と軽く考えている人は「感染したことがない人」です。

感染したために、「隔離を余儀なくされる」「誹謗中傷にあう」「重症になり辛い症状が今も続いている」「家族がコロナ感染で死亡する」などの経験をしている方は「ただの風邪でしょ?」とは思えないのではないでしょうか。