食事日記ダイエット

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1、”食事日記ダイエット”の特徴

食事日記ダイエットは、通常の食事記録に加え、
食べる時の気持ちをチェックする欄を設けた日記帳を使用して行います。

カロリー計算で、食事をコントロールするという従来の記録の目的とは違い
「必要な物と食べたい物だけ食べる習慣」をつける事に重点を置きました。

▪ 記録をするだけで、食べる時の心の動き、食べ方の傾向が分かります。
▪ 自然に食の断捨離ができるので食べ過ぎる事がずっと少なくなります。
▪ ダイエットに関する食事の知識が一通りある方、上級者向けの方法です。

2、この日記を作った経緯

今はカロリー制限だけでなく、糖質制限ダイエットも人気ですね。
実際にそれで痩せた人は何人もいるので効果はあると思っています。

私も糖質制限を始めた頃は、糖質を控えなければ、と思えば思うほど
余計にご飯が食べたくなって、とても辛かった記憶があります。

「どんなに科学的根拠がある正しいダイエット法でも
人間の感情に焦点を当てないと上手くいかないものだよな~」
と実感しました。

それからは、どうすればストレスなく食事をコントロール出来るだろう・・と、
それだけをずっと考えていました。

その時、時々付けていた自分の食事記録を見て、カロリーオーバーになっている時は大抵、空腹でないのに食べた物でしかも食後の満足感も少ない事に気付いたのです。

ちなみに「どうしても食べたい!」と思ったら
例えそれがお菓子でも素直に食べる事にしてみました。

そうすると満足感が半端なく、
その後の食事量は減って結果的に帳尻が合う事も分かりました。

要するに、わざわざカロリーや炭水化物を制限しなくても

「空腹じゃないのに何気なく食べて」
「大した満足感も得られなかった物」

・・・を減らす事が出来れば良いのではと思ったのです。
つまり食べ物の断捨離をする、というわけです。

3、人間と動物の違い

ダイエットをするには、正しい食事と食べ過ぎない事が大切。
きっとこんな事は誰にでも分かっていますよね。

でも、ジャンキーな食べ物と分かっていても食べたい、
食べ過ぎは駄目だとは思うけど食べ過ぎてしまう。
それが人間の特徴だと思います。

人間は野生動物のように必要だから食べるのではなく、
それ以外の理由で食べる事の方が多い。
だから体重増加や不健康を招くのですよね。

だから、正しい食事と同じぐらい
「必要ないのについ食べてしまう時の心の動きを把握する事」
も重要なのではないか、私はそう考えました。

また健康情報に翻弄されると
自分が本当に食べたいと思っている物が分からなくなる事があります。

お腹が空いたら食べる、一杯になったら止めることが自然に出来るには
自分が勝手に強いていた制限を外した方が良い場合もあります。

4、食事をダイエットや健康の為の道具にしない。

ダイエットに囚われ過ぎると、食事は「道具」になってしまいます。

「これを食べれば健康になる」
「食べたいけど太るから止める」
と、考えるのは、ある程度は必要なことです。

しかし度を超すと、食事を薬かサプリと同レベルで考える
事になりかねません。

「何を食べるか」より「どんな風に食べるか」は大切です。

だから、健康になる為に正しい食事をするだけでなく
美味しいと思える食べ方をしていたら、健康になり、ダイエットも出来ていた・・

そんな風になるのが一番だと私は考えます。
あなたが、「美味しい」「幸せ」と感じるのは、どんな状況で
どんな内容の食事をした時でしょうか。

頭の中で考えているよりも、記録をする中で見えること、得る物は
きっと多いはずです。