あなたの心を満たす40歳からのダイエット

ストレスのない糖質制限で健康になる方法を伝授します。

第117回 MEC食について思ったこと

time 2014/05/02


渡辺信幸医師の
“日本人だからこそ「ご飯」を食べるな。肉、卵、チーズが健康長寿をつくる”
を読みました。

渡辺先生は沖縄県のこくらクリニックの院長で 生活習慣病外来を運営し
MEC食と一口30回噛んで食べる という指導法で成果を上げているそうです。

沖縄県は平均寿命が全国で首位だったのに、現在では男性は30位、 女性も3位になりました。
代わりに肥満率が全国でトップ、 生活習慣病関連のデータも悪化の一途をたどっていることから
「沖縄クライシス」とも呼ばれています。

渡辺先生によると 沖縄県は肉食の食文化のおかげで健康長寿を作り上げていたのに、
「食の欧米化」と「運動不足」が沖縄クライシスの原因とされてしまった為、
穀物、野菜中心の食生活が推奨され、結果として高糖質、低蛋白質の食事となり
糖尿病などの生活習慣病が増加したのだ と主張されています。

本の内容は全般的には糖質不要、カロリー制限食、脂肪悪玉説への疑問など
糖質制限法の理論に基づいた内容になっていました。

糖質制限法と大きく違うところは、糖質制限法が糖質を「制限」すれば 何を食べてもいい、
というスタンスなのに対して 渡辺先生は1日に摂るべき食品と必要最低限の摂取量を提示し、
それらを しっかり摂った上で、食べたいと思ったら他の食品(糖質を含む)も適度に 摂りましょう、
と言っている点です。

一日に摂るべき食品はM(お肉)・E(卵)・C(チーズ)の三点。
必要量摂取すればビタミンC以外の 微量栄養素は摂れて 大体はお腹が満たされるのだそうです。

糖質を制限するのではなくMECをまずは摂りましょう、それから考えましょう。
というスタンスなので我慢している感覚になりずらい、のが利点だと思います。

また、一口30回噛む事を強調されているのもポイントです。
私も含め、ダイエットや健康を考える時、多くの人は
「どんな食事がダイエットや健康にいいのか」には、注目しますが 噛む事に関しては、
言い古されている感があるためか、注意を払う人が 少ないような気がします。

私も30回噛んで食べることを、やってみました。確かに満腹感は出ます。
噛む事はセロトニンを増やすことにもなるのでいいですね。

以下、私がMEC食について思った事について何点か挙げてみました。

………………………………………………………………………………………………

畜産物に偏る事への不安

本の中では、魚や豆について否定はしていませんが、肉に比べると栄養素が劣るので、
基本はMEC食を中心に摂るよう勧めています。

しかし、魚に多く含まれるオメガ3系の脂肪は細胞の炎症を抑えます。
牧草飼育の牛肉もオメガ3系は含まれますが、魚の方が多いですし
(養殖魚は除く)

豆類はマグネシウムが多いですし、フラボノイドなどの
抗酸化物質も豊富に含まれています。

同じ物を食べ続ける事のリスクを回避する観点も必要です。

魚や豆は調理のしずらさ食べにくさから 糖質制限法やMEC食でなくても少なくなりがちです。
意識して摂る事も大切だと思います。 

お肉の質の問題

お肉、卵、チーズはスーパーで簡単に手に入り調理しやすいのが利点ですが
市販の肉は抗生物質や成長を促すホルモン剤の投与、飼料の不安があります。

可能な範囲で健康的な肉を扱っている宅配業者やお店の利用をお勧めします。

加工肉の問題

MEC食では、ベーコンやソーセージ、ハムなどの加工品や
外食ではハンバーグなど ミンチのメニューを選ぶ機会も増えると思います。

それら加工肉には有害な添加物が多く、ベーコンなどAGEの 含有量の多い物もあります。

食肉加工品は避け、食べたい時は無添加の物を購入した方がいいですね。

他にも糖質制限全般について注意点をまとめてありますので
お読み下さい。

 mec食が有効な人は?

朝食がパンとコーヒーの人
甘い飲み物を沢山飲む人
菓子パンを食事代わりにしている人
・・など加工品や砂糖の摂取が多い人

更に
パスタ+サラダ+パンのランチを食べる女性
昼食をそばや、うどんで済ませる男性 など

蛋白質が不足していて、糖質に偏った食事をしている人は
女性や若い男性を中心に多くなっていますね。

極端に糖質に偏っていた人、
魚や豆が嫌いな人、
何を 食べればいいのか分からない人は
mec食を上手に取り入れれば 体調が良くなりダイエットも成功すると思います。

食の情報に惑わされず自分の感覚を取り戻そう!

最後に、mec食などの食事法と食のバランスに対する私の考えです。

同じ日本人でも、地域によって、魚の多いところ、豆や穀物中心の
ところなど食文化に違いがあります。

肉を毎日200g食べなくても蛋白質が不足して健康に影響が出ている、
わけでも なさそうです。

その人の腸内細菌叢に合った食べ方をしているからでしょうか。

○と○は、必ず食べなければ、と頑張る事も大切ですが
人は案外、自分の中で上手にバランスを取っているのではないでしょうか。

外国に行くと日本食が恋しくなりませんか?
肉の食事が続けば、今日は野菜が食べたい、
果物もいいなと思いませんか?

食べ過ぎで、今日は胃がもたれて食欲が無いと、思う時もありますよね?

1食で過不足なく栄養を摂ろうとするのではなく本能に従い食べること。
本来のバランスって、そういう事なのではないのかなと私は思います。

自分の感覚を取り戻すことはとても重要で、その為には
○普段から加工品を極力減らすこと
○薄味にすること、
○適度に運動すること、

を心がけ、本来の感覚を取り戻す事が大事です。
だからいろいろな食事法は1度試してみてもいいですが

それだけに囚われることなく
自分の感覚で食事を選べるようになるのが一番だと思います。

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自己紹介

吉村 真佐美

吉村 真佐美

看護師・栄養カウンセラー   1、長く続けられる 2、楽しく食べる 3、糖化、酸化、慢性炎症の予防を 目標に食の安全と健康を最優先にした糖質制限を行う。 以上を元にダイエットについてのお手伝いをしています。 [詳細]